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株式会社メディカル技研の想念です。

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経営理念 想念
 
 
想念


1000年続く会社を作ることが、この会社を経営する究極の目的である。企業経営の目的とは、儲かるから目新しい事業に飛びついたり、まして株式を短期間のうちに公開して、創業者利益を得たりすることではないと、私は考える。

私という人間が、そして、あなたという人間が、「おぎゃー」とこの世に生を受ける。20年で、人は成人し、社会に出て職を得る。30歳くらいで結婚をし、子供を授かり、60歳くらいで孫を得る。
その間、約40年間が現役として働ける期間である。

一昔前、「企業寿命30年説」という言葉があった。
今、日本には約150万社の企業法人が存在していると言われる。また、毎年、約18万の企業が設立され、それと同じ数の会社が消えていく。約150万社の企業のうち、100年以上継続している企業は、1%未満の約1万4千社にしか過ぎない。
つまり、99%の会社は100年後に存在していないということである。

自分がこの事業に29歳で取り組み、10年が過ぎた。
そして、あと現役で働ける10年、20年のうちに、自分の力でどれほどのことができようか。
勿論、己の能力を振り絞って、命を懸ける想いで、経営に取り組んでいくのは言うまでもない。
この会社に集まってくれた社員、パートナーの皆と、その家族の為に。
そして、このような名もなき中小企業の、提供するサービスと、商品を支持してくれるお客さんと沢山の取引先の為に。

そして、何年かかろうとも本当に、自分たちの死後1000年たっても支持される、本物の商品とサービスを提供し続けることのできる人間集団、組織集団に我々自身が成長をし遂げなければならない。

1000年続く会社とは、例えば、法隆寺を作った会社である。
1000年もつ、建造物を作る為の材料とは、木を選ぶことではなく、山を選ぶこと、山ごと木を買うことから始まるのである。
北を向いている木、南をむいている木。
水源に近いところに生えている木、風の強いところに生えている木。
それぞれを、山全体トータルで見て、北向きの側には、山のどこそこの場所で育った木、南側には、どこの木、あるいは、一本の木でもどの部分という具合に、沢山の木のなかから、育った場所や環境の組み合わせまで考えてひとつの建物を作るのである。
買い付けた木を切り出し、運び、長い時間をかけ乾燥させ、そしてそれを選定し、作るまでに、実際に山を見て、木を買い付けた当人は、その建物の完成を見ることはないのかもしれない。
それでも、明日の為に今日という日を生きてきたのである。

勿論、自分自身が、まず幸せになることが、とても、大切なことである。
マズローの5段階の欲求ではないが。
今生きている自分が、幸せになることが、まず一番最初。
そして、家族。
自分の周囲に集まってくれている仲間とその仲間の家族。
お客様。応援してくれる全ての人達。
自分が生きている社会と、生まれた国日本に対する感謝。

私自身という存在は、全力で疾走して、次の世代にたすきを渡す、駅伝のランナーにしか過ぎないのだと思う。

この会社の創業期は、ベンチャー・リンクの創立者である小林忠嗣先生と共に作り上げたものである。
小林先生が現世でなしたことは、色々な評価や、その時々によって、良い時も大変な時もあったかもしれないが、おおよそ常人の一生でなし得る範囲のことではない。
今でも、あの1000人近い企業グループのなかで、質量ともに一番働いているのは、小林先生である。
私は、人に「小林忠嗣とは、どういう人物か。」と問われたときに「隠岐 康が5回生まれ変わっても、仕事では勝てない人。」と答えている。
同じ道を歩くつもりは、全くない。
5回生まれ変わっても、勝てないならば、私の100年あとに入社した人間も、同じ志を持ち、同じように誇りを持って働いていることが、確信できるような会社。
そんな会社を作って、次にバトンタッチをして、死んでいけたら本望である。

うちの会社にとって1000年続く会社を作るためにどういう物を目指し、作り上げていくべきか。
1000年続くということは、1000年お客様にかわいがられ続けるということである。
飲食であれば、立地でも内装でも、流行でも、おしゃれな雰囲気ではない、まず日本一、美味しいということである。
日本一洗練されたサービスと、喜びをお客様に提供する空間を作ることである。
そして、そこにしかないものを作ることである。
自分の生まれた千葉県佐倉市は、堀田13万石の城下のあった鄙びた町である。
そのはずれの印旛沼のほとりの山に世界中からひとのくる飲食空間を作る。
まずは、日本の「和」である。
最高のものを作る。
ここで、修行をした人は世界中どこへいっても通用するような場を作る。
すぐには、できないことは百五十も承知である。

そのために、現在やっている事業の収益性を今以上に、高めること。
あるいは、より投資効率の高い事業への転換を図っていくことに、今は全力を注がなければならないことは言うまでもない。
勿論、すべてのことがこれら1000年への道につながっていると、確信のもてることが、絶対条件。
そういう可能性や、意義、意味を見出せないものは取り組んではいけないということだ。

繰り返す。
どんなに時間がかかろうとも、本物人間の集まりを作り上げること。
あの人が、いるからこの会社から物を買おう。
あの人に会いたいから、あの店に行こう。
そんな人間の集まりである会社にしたい。
皆自身が幸せになれること。

代表者としての自分の仕事は、目指すべき方向の決定と、それに対する結果責任を負うことである。
社員の皆さんが少しでも、志に共感してくれるのであれば、その実行にどうか一緒になって力を貸して欲しい。

自分と自分の人生に誇りをもてること。必ずしも長期間勤務することのできないパートナー社員の皆さんには、理解しにくい部分があるかもしれない。
それでもこの会社での出会いと、人生の一時期にここにいたことが、よかったなと感じることができるような会社。
社員の人たちには、貴重な人生の大切な時間をここで費やしたことが、自分の人生の生きた証となること。
そういう場所を作り上げることこそが、この世に生を受けた私の使命である。
そう信じてこれから、皆と共に生きていく。

平成16年1月1日 株式会社メディカル技研 代表取締役  隠岐 康

人は誰でも 何事をも

自分自身が深く思い考えた通りになすことができる

つまり、何事をも自分が自分自身に与えた想念の通りになる

「自分が出来ないと思い込めば出来ないし、出来ると信念すれば何事もできる」

新たなる繁栄も 苦難も自分の心の中にある、と私はこう信念している。

私はリーダーとして、厳しい状況のなかで、全社員とその家族が、明るく豊かな生活を営むために、ひたすら精進し、戦略を練り、工夫し、真のお客様第一主義を唱え、私心を捨て、あらゆる困難にたちむかい、情熱あふれる経営を推進することを、天から課せられた使命だと考え、この道以外に歩かない。

定めなき世なりと知るも、草莽の一筋の道変はることなし